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ご挨拶

挨拶

 令和2年4月1日に第14代病院長に就任いたしました。大変光栄であるとともに重責を感じています。
金沢聖霊総合病院は大正3年7月7日に設立されてから100年以上この地域に在り、地域に寄り添ってきました。現在、地域の方たちが私たちの病院に求めている役割は、以前とは大きく変ったと感じています。私たちはヨゼフ・ライネルス神父をはじめ先人たちの精神と取り組みに敬意を払いつつ、地域に生活し、地域で働く方たちを支えるために「身近にあって頼りになる病院」を目指さなければなりません。
当病院は少子高齢化を迎えた住宅街とビジネス街・繁華街の狭間に位置しています。まず、高齢者の方たちの医療に目を向けなければなりません。当病院は地域の医療機関と密でお互い顔の見える連携を実現しています。昨年度から地域の診療所や在宅医療を専門とする医師たちと連携を深めるために「金沢まちなか在宅ケアネット」を設立して活動しています。今後さらに地域の診療所・医療機関、医療介護の事業者との協調と信頼に基づく連携を進め、地域のニーズに応えることで、金沢市の地域包括ケアシステムの構築に寄与したいと思います。そして将来は高齢者、障害者、子供たちが集える環境づくりや高齢者の社会参加の推進など、安心して住める地域づくりに貢献しなければなりません。
 今後、地域医療を推進し、全人的医療をするための診療基盤として、専門医のさらなる充実、看護師・医療技術者、事務職員の育成が必要と考えています。
病院長として聖霊の名にふさわしい静かで穏やかで温かい診療(療養)環境を大切にして、地域医療のために頑張りたいと思います。

金沢聖霊総合病院 病院長 宮森弘年
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